四谷大塚 予習シリーズの進め方《算数編》

子どもの勉強

予習シリーズ・動画配信による授業(4教科で週6コマ)・演習問題集等…全てをやりたいところですが、塾以外の習いごとをやめられないため、最低限これは!というスケジュールを練り直し、こちらの内容を実践しています。
やる分量を減らし、基礎力アップに取り組むことにしました。

中でも算数は、4教科の中でも重きを置きたい科目。
得意・不得意によって大幅にぶれていた算数の成績でしたが、その幅がだいぶ少なくなってきましたし、偏差値も60前後で落ち着いてきました。

*算数は、配信授業の視聴を今のところやめています。
せっかくの授業!ためになることはたくさんあるはずなのですが、どうにも時間が追いつかない!!
4教科の中では算数がいちばん成績がいいため、切り捨てる形です。
決定的に分からないところがあれば、私が教えています(私は算数が得意でした)。

予習シリーズ

まずタイトルをしっかりと認識。
今週は〇〇をやるんだな!と脳に教えてあげるイメージです。
回によって分量はそれぞれですが、タイトルの直下~例題1の間に書いてある部分を熟読し、特に吹き出しに書いてあるところは大切なことが書いてあることが多いので、そこも意識しましょう。

公式等があれば(例 食塩水の濃さ=食塩の重さ÷食塩水の重さ…など)、ノートに書きこみ、実際問題を解く前に覚えてしまいましょう。

例題

例題1→類題1、例題2→類題2…と順番に取り組みます。

例題は最初は「解き方」を見ないで解くことにチャレンジ。
もし分からなかったら、悩み過ぎて算数が嫌になっても本末転倒なので、すぐに下に書いてある解説を読んでもOKです。

答え合わせで注意してほしいこと
自分の式や考え方、あれば線分図などの図が、解説と同じように書けているか?

答えが合っていればOK!としていると、いつまでも自分が知っている解き方でしか解けていないことと同じ意味になります。
いずれ問題のレベルが上がった時に、時間が足りなくなることがあるかも…。

[式]
式を無駄に分割していないか?(かっこや、中かっこも使おう)
出どころの分からない数字はないか?
考え方で回り道しているとこはないか?
逆に省略しすぎているところはないか?

[図]
自分の書いた図に足りない要素はないか、書きすぎている要素はないか見比べる。
=図での情報量が正しくないと、ヒントや気づきが見えにくい。

《目標》
解答通りの図や式が書けるようになることを目標に練習したいので、自分のノートと違うことが書いてあったら、よくよく読んで理解しよう。

自分とは違っている解き方をしていたら、レベルアップのチャンス。
「基本の形」を覚えて、良い方法をどんどん取り込もう。

類題

例題とほぼほぼ似ている問題のはずなので、そっくりの式や図で解答が書けるようになっているかのテストだ!と思って解いてみよう。

算数は暗記が重要になる科目ではないけれど、公式やパターンについては暗記も必要です。

*目安時間は60分(例題5分、類題3分程度)としてます。

基本問題

まずは最初から最後まで解いてみる。
もちろん、例題・類題をやった上での、テストのつもりで取り組んでみよう。

解いた後は…

  1. 自信のない問題番号に印をつけておく(丸で囲むなど)
  2. 解答を見て丸つけ
    もちろん例題・類題と同様、解き方にも注目!
    解答はただ写すのではなく、「どうしてそう解いたのか?」を考え、納得しながら書くこと
  3. 正解できなかった問題に印や、メモを書いておく
    テスト前の見返しに便利です。
    どんな考え方が足りなかったのか?計算ミスだったのか?問題の読み違えだったのか?
    そういうメモを見ることで、テスト前に注意しなければいけない点が浮き彫りになります。
練習問題

今までと同じです。
例題・類題・基本問題と解いてきて、いろんなパターンの問題に触れてきました。
どのくらい力がついているのか試す気持ちで解いてみよう。

算数

演習問題集

我が家では「反復問題」を省略し(予習シリーズの基本問題・練習問題を数字が変わっただけのものなので)、次の「トレーニング」だけはやりたいと思っていますが、週の予定によってやったりやらなかったりで、実戦演習に手をつけることはほぼないです。

Sクラスだとそういうわけにもいかないと思いますが、Cクラス~なら極端な話、例題・類題を本気で理解できていれば、点数はしっかり取れると思っています。
ただ、”本気で理解”はなかなか難しい(笑)。

もちろん得意・不得意もありますので、扱うジャンルによって解く問題量をコントロールできたらベストだと思いますが、最重要は取り組んだ問題について深い理解・記憶ができているか?ということです。

その方が「いつか点と点が線になる」が起こりやすいと考えています。

その他の教科については以下の記事をぜひご覧ください

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