予習シリーズ・動画配信による授業(4教科で週6コマ)・演習問題集等…全てをやりたいところですが、塾以外の習いごとをやめられないため、最低限これは!というスケジュールを練り直し、こちらの内容を実践しています。
やる分量を減らし、基礎力アップに取り組むことにしました。
国語について
国語は算数同様、得意・不得意が現れやすい科目だと思います。
元々本を読むのが好きではない場合、国語を苦手だと感じる子が多いのは想像しやすいですが、では本を読んでいれば国語が得意か?というと、必ずしもそうではないのも国語の難しいところ。
実際私の小学生時代、塾で忙しくて読書をしている暇がない上、特別読書画好きだった記憶もないです。
でも点数はなぜか良かったし、得意かもしれないという意識もありました。
それはなぜか?
結局四谷大塚で習ったテクニックをマスターできていたからだと思ってます。
何なら本文を読まずに問いを先に読み、その下線前後読むだけでもほぼほぼ正解できるほどです→もちろん要約などが入ってくるとそういうわけにもいかないですが。
子どもが聞いている動画がたまに耳に入ってくると、そうそうそれ!私も習ったやつ!という教えがちりばめられています。
つまり、時代は○○年経っても、不変の真理みたいに読み解ける法則を教えてもらってるんだと思います。
直感からテクニックへ
うちの子は前に通っていた塾の面談で、「今はまだ直感で解いているので、なぜ間違えたかではなく、なぜ正解できたかを考える時期かもしれないです」と言われたことがあります。
それくらい成績がいまいちだったってことですが、成績アップのための方法を新しい角度から教えていただいたようで、とても印象に残っているエピソードです。
先ほども書いたように、国語は感性も大切ですが、正解を導くためのテクニックはかなりあると思います。
だから「なぜ正解したのか?」を一緒に考え、その答えに至った経緯を「直感」から「テクニック」へと紐づけてあげるのです。
説明文から始めてみては?
教科書でも塾でも、たいがい物語文からスタートすることが多いですが、特に国語全般が苦手!と言う場合、私は説明文から始めるのをおすすめしています。
物語文は、結構「経験値」が出てしまう分野かなと思っているからです。
例えば、大人なら「これは悲しいってことを表してる」と当然のように分かることでも、子どもだと未経験や読書量の少なさから、その行動→気持ちへの結びつきができない場合があるからです。
その代わり説明文だと、ある事柄について「説明」されている話なので、ゼロからスタートでも追いつきやすいジャンルなのではないかと考えています。
状況によってはパズルのようで面白いと感じ、中にはそこから国語じたいに興味を持てる子もいます。
予習シリーズ
…とかなり前置き長くなるほど親はいろいろ考えているのですが、いまいち成績が上がり切れていない我が子。
時間もないということもあって、演習問題集、さらには予習シリーズの発展問題さえ切り捨てることにしました。
今回の読解テーマを聞いてから、問題を解く
2コマある授業の1コマ目、その先頭にある授業1で、読解テーマを言っていることが多いかと思います。
まずそれだけを聞きます。
この1つ目の授業の中で先生が言っている言葉、今回の読解テーマについて、文章を読むときの線や印のつけ方を再確認(必要あればメモを取る)する。
それから自分なりに線や印をつけながら問題を解きます。
その後、すぐに丸つけはしません。
先生と一緒に文章を読んでみる
2つ目の授業で、先生が印や線を引きながら問題本文を読むことが多いです。
自分が鉛筆で印をつけているとしたら、先生が言った印は違う色でつけます。
つまり、自分でも印をつけることができていたら、2重で印をつけていることになります。
かぶることが多くなれば多くなるほど、褒めポイントです。
つけていなかったところは、どうしてつけなかったのかな?と考え、次からつけるぞ!と意識できるよう覚えてしまいましょう。
先生の読解の仕方を聞いて、答えを変えたいところ、空欄だったけどかけそうなところを解答します。
前の答えは当然消しません、そしてまだ丸つけしません。
解答の「■文章のまとめ」
国語の解答はかなり良いです。
教科書より厚いくらいですから、あれをきちんと読みこなせれば、自習できると思います。
ただ国語が苦手な子にそれは期待しちゃダメ(笑)なので、まとめを読み、追い打ちをかけるように、「本文の読み方」を繰り返し叩きこむ感じです。
上記同様、答えを変えたいところ、空欄だったけどかけそうなところを解答してOKです。
その履歴は残します。
そして解答開いたのに、まだ丸つけしません。
先生と一緒に丸つけ
先生と一緒に本文を読んだ次の授業から、解説が始まります。
その動画を聞きながら丸つけします。
ノートを取っても良し、解答の解説部分と照らし合わせながら聞くもいいと思います。
丸つけの時に気をつけてほしいこと
●間違っていた答え
理由、どうすれば良かったのかを書く
●正解した答え
自分の考え方と違ったり、次につながりそうな考え方があればメモする
その他の学習
言葉の学習や、宿題チェック、確認テストなど、残りの授業について、「発展問題」以外のところに取り組みます。
正直、思惑とは違ってる
本当は経験値を積ませるために、問題をたくさん解かせたいと思っています。
読書してなくても、たくさん問題をやればやるほど読書量にもつながるし、いいことだらけなんですけどね。
でも今は、1問を徹底的に読み解く!掘り下げる!を方針にやろうと思います。
本当に少しずつですが成績上がりつつあるし、特に選択肢の間違えが少なくなってきてるんです。
本人にも「どうしてだと思う?」と聞いたら、「前よりちゃんと読んでるからかなー」とさらっと言ってました。
深く読む→成績上がる→スピード上げる→問題増やす…
な段階を踏んでいこうと思っています。
コメント