四谷大塚 予習シリーズの進め方《理科編》

子どもの勉強

予習シリーズ・動画配信による授業(4教科で週6コマ)・演習問題集等…全てをやりたいところですが、塾以外の習いごとをやめられないため、最低限これは!というスケジュールを練り直し、こちらの内容を実践しています。
やる分量を減らし、基礎力アップに取り組むことにしました。

理科について

理科は中学に上がってからで言う、化学・物理・生物・地学と、ジャンルによってやり方が変わってくる科目なので、なかなかコレ!という対策が絞りにくいように感じています。
暗記科目のような要素もあるし、グラフや観察からの思考もあるし、計算も出てくる。

でも小学生の理科って、生活に密着していることが多いからなのか、興味を持ちやすく、意外と嫌いな子が少ない気もしています。
そのおもしろさを何とか得点に結びつけたいものです。

チェックして分かったこと

うちの子どもは理科が楽しい科目だとは思っているようですが、おそらく4教科の中でいちばん偏差値が低いです(国語よりも…です)。
何となく文系理系って概念から、算数が得意なのになーという思いもあったし、まとめてみよう!や演習問題集を解いた後のノートも○が多いので、どうしてテストになるとできなくなるのか…と漠然と考えてはいたのですが。

週テストの直前に、「どれだけできてるか?」をチェックしてあげたことがあります。
チェックと言っても、私が予習シリーズを見ながら、「○○って何?」とか「○○の時はどうなってる?」とか質問しながらテキストを読み進めていくような、一問一答のような感じです。
直前だというのに答えられないことがあまりに多くて愕然とし、もう1回読んでから再テストと言って同じことをやった週。
点数がものすごくあがるんです。

結局、書いてあることを覚えていないっていう単純な理由だったと気づきました。

理科もけっこう暗記科目

予習シリーズの理科(社会も)は、問題がほぼなく参考書的な存在なので、目的意識を高めに読まないと、ただササササーっと読んで終わってしまいます。
通信の授業は大変楽しく聞いているけれど(ホッシー、ありがとうございます!)、天才じゃない限り、教科書1回通読して1回授業聞いて…という受け身の姿勢でできるようになるわけがないのです。

また、うちは1日のうちに授業→演習問題集と学習するので、記憶がフレッシュなうちに解いてしまっていたため○ばかりになり、本人的には「今週の理科は終わった、できた」と勘違いもするし、こちらも原因が分かりにくかったのかなと思っています。

では同じように社会もダメか?って言うと、そういうわけでもないのです。
相性もあると思うけど、私はそれ以前に「意識」がまずある気がしていて、たぶん社会には自然に持てている「覚えよう」という意識が、なぜか理科には持てていなかったのでは?と思い、そこを改善するような勉強方法を考えました。

「覚える理科」を意識したので、この方法はほぼ丸々社会でも同じことをしています。

理科

予習シリーズ

テキストを読む

ただ読みます。
メモもマーカーもなし。
今週何をやるのか?と全体をつかむ目的です。

まとめてみよう!をやる

まとめてみよう!をノートに貼れるくらいに縮小してコピーします。
*我が家ではあとで授業内容のメモが取れるよう、内容のかたまりごとに少し余白をあけて貼りつけています。

まとめてみよう!の答えを見つけながら、テキストを読みます。
まとめてみよう!で出てきた部分にマーカーを引きます(色を決めよう①)。

テキストから自分でノート作りができたら最高ですけど、そこまでかけられるほど時間がないので、この方法を取っています。

今回のポイント

太字になっているところなどを、テキストにマーカーします(色を決めます②)

授業を聞く

大切なところを、上で使った「まとめてみよう」が貼ってある部分に書きこみながら聞きます。
特に授業終わりの「まとめ」はノートに必須。

要点チェックを解く

解いた後は、そこについて書かれている部分にマーカー(色を決めます③)

暗記タイム

マーカー3色分の暗記タイム。

何度も口にする(頭の中で読まず、ブツブツとでいいので口を動かす、音に出す)
単語の定義、意味の違いを理解する
特に表でまとめられているものは、その表が見なくて書けるようになるくらい頭に叩き込むこと

演習問題集

何も見ずに「まとめてみよう」を行う
基本問題を解く
→できているところ、できていないところの両方を把握
特にできていないところは予習シリーズ上に印(マーカーなら4色目)

テスト前

テスト前は予習シリーズさえ見れば、覚えなくてはいけなかった部分が分かるようになっているはずです。

その他の教科については以下の記事をぜひご覧ください

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