英語を勉強したいけれど
英語ができるようになりたいって思うけれど、その目的はあまりに漠然としていて。
仕事で英語を使う環境にいるわけじゃない。
街を歩いていて、外国人の方に道を聞かれることなんてほぼない。
おまけに今は特に海外旅行に気軽に行けるわけでもない。
深く考えなくとも、英語を使えなくても生活に困ることなんてほぼない。
でもなぜかできるようになりたいし、英語ができる人をすてきだなー、うらやましいなーという思いは拭えないもの…。
改めて英語で何がしたいのか考えてみる
さまざまなシチュエーションを想像し、私は会話より、読み書きができるようになりたいのかなという考えに到達。
英語の本が読めたらな。
英文が少しは書けるようになったらな。
そこで当然思いつくのが毎日英語を書くってこと。
本屋さんには、日記や手帳を英語で書く how to 本があふれてるけど、何ができそうかな…。
まずは人気本を読んでみることにしました。
それがこちらの本です。
『英語日記BOY』
出版社: 左右社
著者: 新井リオさん
著者が語学留学や英会話スクールという方法に頼らず、どうやって英語が話せるようになったのかについての道のりが、あますことなく時系列で書かれています。
でもこの本、ただの how to 本ではありませんでした。
想像と違う、感動的な内容でした
私が特にこの本が良かったなと思った点は、この本の内容が英語学習についてだけにはとどまらない話のように感じられたことです。
著者の英語への思いや、努力の足跡、発想の転換やリサーチ、工夫…。
彼が語っていることは英語学習についてだけでなく、どの分野にも通じる根源的なものに感じられたのです。
“何かを成し遂げたい” という思いとか、情熱とか。
そういった志は、今置かれている環境を軽く飛び越えさせてくれるんだなということを、改めて思い知らされ、結構感動してしまいました。
つまり、努力
「私はちゃんと努力してきたことあったかな」と当然考えさせられました。
少なくともここ数十年は確実に流されてた日々を送ってる…。
もちろんその瞬間、瞬間はいろいろ悩み、考え、結果を出そうと努力してきたけれど、
「さあそれで、目標は達成したのですか?」って聞かれたら、その答えは言わずもがな…なわけです。
この本を読んだ後に感じた小さな炎は、しばらく心の中に存在してくれるんじゃないかという気がしています。
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